気温の自動連続計測とそのデータの自動送信を行うシステム,および,
そこで蓄積されたデータの教育利用法を研究するプロジェクトの愛称で,
右のような語呂合わせに基づいています。
具体的には,以下のような方法をとっています。
測定・送信システムを,参加校に設置します。
気温データは各学校で記録されると同時に,鹿児島大学教育学部の
パソコン通信センター(KAFE)に送信され,蓄積されます。(※)
蓄積されたデータは,パソコン通信またはインターネットを介して,どの学校からも自由に利用できます。
パソコン通信・インターネットにより,データの教育利用の可能性や
システムの改良に関する議論を行い,より有効なシステムや教育利用法を探ります。
気温は最も身近な気象データですから,理科,社会,算数・数学,技術家庭など
多くの教科での利用や,課外活動での活用も可能でしょう。さらに,総合的学習の
場では,分析的・発見的な学習のための教材として利用できるでしょう。
多くの学校でこのデータが利用されることを期待しています。
運営グループと協力校の担当者
計測・送信システムは、以下の機器・ソフトから構成されています。
- (a) 温度記録器「おんどとりTR-71」テイアンドデイ社
- 温度センサ(サーミスタ)2個,パソコンとはRS-232Cで接続。
屋外用温度センサは校舎の北側の窓の外に設置し,日除けを付ける。
- (b) パソコン
- モデム用と温度記録器用に2つのシリアルポートが必要。
ノート型パソコンでは,モデムカードを利用すれば簡単。(※)
- (c) モデム(※)
- (d) 電話回線(※)
- 既設回線との共用が可能。
- (e) CatRace専用ソフト
- 現在のところ,Windows3.1/95/98/NT 上でのみ動作可能。
※ 現在ではパソコン通信だけではなく,インターネット経由の
データ転送もできます。
システムの基本動作は,以下の通りです。
- 温度記録器は,一定時間(通常30分)ごとに気温を記録する。
- 記録されたデータは,毎日一定時刻(通常深夜)にパソコンに取り込まれデータファイルに記録される。
- パソコンに取り込まれたデータは,一定の日時(通常毎日深夜)に,
パソコン通信センターまたはインターネットでCatRaceサーバーに転送される。
システムが順調に動作しておれば,担当者の作業は電池の交換のみになります。
本CatRace計画は,以下の科学研究費補助金を受けました。
・平成7-8年度 基盤研究C(2) 課題番号 07680204
「パソコン通信を活用した環境データ収集システムの構築とその教育利用」
・平成9-10年度 基盤研究B(2) 課題番号 09558006
「ネットワークを利用した環境データ収集・提供システムの構築とその教育利用」
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